<みっくんへのレクチャー>
さいきん、みっくんのひざうらがひどいです。
1センチ角くらいのかさぶたが、3つもはりついています。耳切れもひどくなり、痛がゆくて泣きそうになっているときも。
こんなとき、ふっくん、行動はやいです。
「みっくん、かゆいの? ぼくのコロコロ(ローラー針のこと)かしてあげよっか。これ、そのままやると、皮がとれていたいから、ハンカチとかの上からが、いいんだよ」なんてこまかく説明。
かとおもうと、
「う〜ん、汗かいたから、かゆいのかな。こういうときは、氷がいいよ」と、冷凍庫から保冷剤をもってきて、ハンカチでくるんでわたしてあげることも。
おふろあがりは、ワセリンのぬりかたも、レクチャー。
なんか、うれしそう。
またまた、みっくんがけっこうすなおに、「ほんとだ〜。かゆくなくなった〜」なんて、いうので、ふっくん、ますます得意げです。
いや〜、しかし、ほんと、ふっくんは、どっからでも「自尊心のみなもと」を供給してくる人だと、あらためて関心します。
<「写真、とろうよ」>
そんなふっくん、でも、やっぱり、自分の状態は気にしているよう。
先日、あーちゃんとひざびさにチャットしました。
「すごいきれいになったねって、言ってたよ。あーちゃん、ブログみてくれてるんだって」
というと、「ほんと? ほんとにみてるって?」と、すごくうれしそう。
ふっくんは最近、指がかゆいようで、指のつけねのあたりの皮が、けっこうぼろぼろむけてます。
「あーちゃんも指がかゆくて、ぐるぐるまきの刑にしたら、3日ぐらいで、きれいになったって。指がかゆくなる季節なのかな〜」といったら、
「ほんと! あーちゃんもか〜。指、けっこうつらいんだよね〜」と、これまた、うれしそう。
「ぐるぐるまきの刑ってなに?」ときくので
「たぶん、包帯かなんかまいてるんだとおもう。くすりつけて。そうすると、乾燥しにくいし、かゆくてもかきにくいからいいんじゃないかな。ふっくんもやってみる?」
「う〜ん。それな〜、学校でこまりそうだしな。もうちょっと、ひどくなったら、やってみようかな」と慎重論。
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こんなかんじです。 |
「いま、そんなにかゆくないし。おかーさん、なれるのも大事ってゆってたでしょ」と。
ふっくん、がんばってます。
でも、昨日のおふろあがりは、「写真、とろうよ! あーちゃんまた、きれいになったってほめてくれるかもよ」と、のりのり。
やっぱり、肌の状態は、気になっているんだな〜と、しみじみおもいました。<難問>
さて、わたしもふっくんが、かゆがっていないと、ほっとします。
ふっくんが「きれいになった~」と喜んでいると、かわいいです。
が、しかし…。
ふっくんが「きれいにならないと!」といいはじめると、困惑します。
きれいじゃないふっくんも、けなげで好きなんですけど。
いや、けなげじゃなくても、「なんでもいいや」ってひらきなおって生きていける人になってほしいな~。
「きれいでいたい」が、だれの視線を意識した評価基準なのか…ちょっと、きになるところです。