2011年12月13日火曜日

冷え性よ、さようなら!(だったら、いいな)

2011年12月13日(火)
<小学校になれてきた!?>
おかげさまで、ふっくん、元気です。
先日も「ぼくのうしろの席の○○くんさ~、すぐ立ってうろうろするし、教室でてっちゃうし、あれ、先生こまっててかわいそうなんだよね」と言い始めるではありませんか!
「ねー、それ、きみもやってるよね」
「あのさー、おかあさん。ぼくはもうそれ、やめたの。ちょっと学校になれてきたからね」
なっ、なんか他人事…。まー、そうですか。よかったです。

先日、個人懇談会で彼の担任の先生に「でも、おかあさん、ふっくん、ほんとに、ああいえばこういうですよね~。私もつい、むきになって言い返してます」と笑われました。
「そうやって、笑ってくださるとうれしいです。あの人、保育園のときから口が達者なので、先生方の評価はさまざまでした」とかえしたら
「そうかもしれませんね(笑)。でも、わたしは彼が大好きです」と言ってくれました。
うれしかったです。
なんだか、自分のこどものことを、人に「すきです」って言ってもらうのが、こんなにうれしいものかと、しみじみしてしまいました。

そうそう!以前、ふっくんがADHD 疑惑で検査票をもらってかえってきたと書きました(9月21日です)。やっと、せいら先生のカウンセリング用の時間と私の仕事の都合がつき、先日結果をききにいってきました。
結論は、「ADHDかどうかときかれたら、かぎりなくADHDだと思います。でも、いまはもうおかあさんもせっぱつまっていないようだし、担任の先生も彼が好きっていってくれて、彼が学校でおちついているなら大丈夫ですよ」だそうです。
「でも、また担任の先生かわったり、環境がかわるとたいへんかもしれません。そしたら、また連絡してください。カウンセリングしましょう。とにかく、彼の言動にいちいちふりまわされないことが、彼もおかあさんもおちつく秘訣だとおもいます」と。
なんか、これもうれしかったです。
しかし、せいら先生、ふつうの小児科の開業医で、いそがしいはずなのに、よくカウンセリングの時間をとってくださると、なんだかこういう先生がいるっていいなと思いました。
(ちなみに、せいらクリニックは、カウンターに福島の原発を廃炉にするための署名用紙がのっていました。こういうところも、好きです。)

ただ…「アトピーはどう?」ときかれて、これは「よくなってますから!」とみせずにきちゃいました。彼女とステロイド論議をここでするのはなんとなく避けたかった。彼女は、「ステロイドがいやだ」という私の気持ちは尊重してくれるであろうけれど、内心では「ここにもまた、ステロイド害悪説にどくされたおかあさんがひとり」とカウントされるであろうことも、確信できたからです。
ステロイドとアトピー問題、むずかしいです。

<講演にいってきました!>
そう、12月3日、佐藤健二先生の講演をききにいってきました。納得することいっぱい。
でも、luxselさんが「ステロイドは絶対に使ってはいけない!~そんなに思いつめないで~」を書いていらっしゃいますが、ほんとに思いつめていらっしゃいそうなおかあさんも参加されていました。
私が言っても無駄だよなとわかりつつ、「そんな1回ぐらい大丈夫」って声をかけたい気持ちでいっぱいでした。でも、佐藤先生がおおらかな笑顔で「大丈夫」ってかえしてくださっていて、そんなおかあさんたちが、安心して帰っていかれたのではないかとうれしかったです。

私個人としては、「カポジ水痘症とステロイド使用は無関係」と佐藤先生が断言されていたことも、収穫のひとつです。これまで、さんざ大学病院の先生たちに「関係ない」って言われてきたのに、それが信じられなかったのに、佐藤先生の一言は信じられる。
これって、「ステロイドを無害」といいはる先生たちへの不信感の表れだとあらためて思いました。これって、医療不信につながりかねません。「無害」という人たちの、内面はどうなっているのか、これもまた、いつか聴き取ってみたいことのひとつです。

<最近のふっくん>
肌状態もぼちぼちです。ひどいのは、肘の内側とひざの裏側のみ。膝下はほんとうにきれいになりました。ひっくんでさえ「まえは、膝下、ぽっこり火山の噴火口みたいになってて、ひどかったよね~」としみじみ言うほど。ふっくんも満足そうです。
ひじの内側と、膝裏がぶつぶつしています。
私は、なにより、今年は手がきれいなことがうれしいです。
去年は、湿疹とあかぎれで、つねに手と指は、血がにじんでいて、かじかんで、みるだけで泣きそうになっていました。
でも、ことしは、すべすべ。手にはワセリンもぬったことありませんが、すべすべです。
さらに!!! 今年は、足があたたかい!
あいかわらず、寝る前の足マッサージをつづけています。去年まで、3人のなかで群をぬいて氷のような足だったふっくん。ことしは、あたたかくて、ひっくんやみっくんのほうが、冷たいこともしばしば。なんか、うれしい。
血行がよくなってきているんだと、実感できます。
ステロイドをからだにぬっていたときは、ひっくんはつねに「冷え性」でした。
やっぱり、佐藤先生が示されたデータからも、私の実感からも、「こどもの皮膚にステロイドはいらない」なんですが…。