2011年3月28日月曜日

“よくなってるね” と “よくやってるね”

2011年3月27日(日)
<目がえらいことに…>
おかげさまで、無事、卒園式がおわりました。
が・・・ふっくん、ずっと目をこすっています。卒園児の中には、泣いている子もいましたが、彼はそうではなく・・・花粉・・・。

式がおわるころには、目の下の皮膚が真っ赤。目の中も真っ赤。
昨年までは、「酢漬けにんにくのおかげで、花粉症とおわかれ」と豪語していたダンくんも、今年ははなづまりと、目のかゆみに、なやまされています。
花粉がひどいこともあるでしょうが、ダンくんはこのところいろいろあったり、ふっくんも小学校入学をひかえ、ストレスなのかもしれません。
(いくら、入学をたのしみにしていても、環境の変化は、いろいろ緊張をともないますよね)

というわけで、ふっくんとダンくんは、土曜日の午前中、眼科に。
この目医者さんは、「こどもには、基本的にステロイドはださない」主義なのですが、
「今回は、ひどいね〜」と。

去年、ふっくんがもらっていた目薬は、抗アレルギー剤の
・パタノール点眼液 0.1%

でも、今年、3月あたまに処方されたのが
・フサコール点眼液0.05%でした。

で、今回「じゃー、薬かえてみます。こっちのほうが、よく効くかも。これでだめなら、もうステロイド入りつかうしかないわね。一日4回点眼してください。あと、外出からかえったら、顔を水洗いするようにして。目は水道水がきついから洗わなくてだいじょうぶ」
といわれだされたのが
・ザジテン点眼液0.05%

帰ってからしらべてみると・・・
フサコールは、ザジテンのジェネリック。う〜ん、ちょっと効きがちがうのでしょうか。

なお、去年はひっくんがザジテンもらってましたが、そのときは、アルミパックにちっちゃい容器5本セットぐらいではいっていたけど…。防腐剤がはいっていないのをつかいましょうって。

よくわからなかったので、ネットで検索してみたら…。
ひっくんがもらっていた使い捨て用は、2004年に新発売されていて、防腐剤の塩化ベンザルコニウムに対する過敏症をふせぐための工夫だったとのこと。

でもって、今回、ふっくんがもらってきたのは、防腐剤がはいっているほうのようです。
なんでかしら・・・。

ちなみに、ひっくんが昨年の春、目をこすりまくったのは、アレルギーのせいではなく、チック症状のひとつでした。
ふっくんは、あきらかに「花粉症」・・・。
しろうと判断では、ふっくんにこそ、防腐剤なしのほうがいいのではとおもうのですが…。

<皮膚状態>
も、3月にはいってから、よくありません。
もう右足のすねは、ほぼきれいですが、左足のすねと、とくに両足の膝裏は、広範囲に真っ赤で、夜中にかきむしるようで最近は、パジャマにも朝、血がついていることがあります。これは、かなりひさしぶり・・・。
耳切れもまた、おこってきました。
さすがに、「ちょっと、ワセリンぬろうよ」と言うと、本人も「そうだよね〜」とここ1週間、おふろあがりのみ、ワセリンぬっています。
ダンくんは、保育園に行かない日がおおかったためじゃないかと言っています。
この3月、ダンくん変則勤務で、みっくんがこっちにいることがおおかったです。だから、必然的にふっくんも、みっくんと一緒におばあちゃん家にいったり、ダンくんと3人で家にいたり。
で、とくにおばあちゃんの家では、アニメチャンネルでずっとアニメをみていることがおおいよう。その結果、掻いてしまうのではということです。
右足のきれいになったほうをみてもらいたいから
と、ひざうら写真は、拒否されました・・・。
左のすねは、さいきん出血おおしです。
「あれな〜両手ふさがっとると、かゆいなっておもったときに一瞬、めんどくさいからほっておく。そうすると、もうどうでもよくなること、おおいけどな。でも、すぐかけると、掻いて、掻くとまたかゆくなって、血がでるとまたかさぶたになってかゆくなるから悪循環」と。
からだにいっぱい、ひっかき傷のあるダンくんがいうと信憑性が高いです。


たしかにそうかも・・・。
保育園では、いつもなにかしらしていて忙しい。だから、掻いているひまもないのかもしれません。
小学校がはじまったらどうなるのかしら。

<“よくなってるね"の効力ぎれ…>
そうそう、一時期、みっくんとひっくんは、お約束のようにふっくんに「きれいになったね」「よくなったよね」と言っていましたが、いまはまったく言わなくなりました。
たしか、年末からお正月にかけて、ひどくなったときに、ふっくんが「うるさい!」って怒ってからです。
ステロイドをやめてから3ヶ月めくらいまでは、すごくよろこんでいたのに・・・。
いまや、おばあちゃんに「ま〜、ひどいね」とおなじくらい、「よくなったね」を、いやがるふっくん。

たしかに、状態はいったりきたり。「よくなってるね」は、うそくさい。
それに・・・「ステロイドをやめる!」というイベントでもりあがっているときには、「よくなってるね」ははげましの言葉となりうるかもしれないけれど、日常になったらうっとうしいのかも・・・。
でも、なにか、ほめたい。はげましたい。
というわけで、「かゆいのに、よくやってるね」とか、「えらいね」とか、声をかけています。

そんなことをおもっていたら、大野更紗さんがこんなことをかいているのにであいました。
100万回の「よくなってます」より1回の「よくやってます」
大野さんは、大学院生で、ある日突然、難病になります。この「困っているひと」は、そんな彼女の闘病記。
ときどきのぞいて、これまでもその彼女の「うそのなさ」がいさぎよくて、好きだったのですが・・・。
今回もまた、彼女が「よくなってるね」といわれることのうさんくささを、クリアーに説明してくれていました。
ふっくんも彼女に同意するのではないかと思いながら読みました。

最後に・・・震災でアトピーの人たち、たいへんなのでは・・・とおもっています。
とくに、ステロイドやプロトピックつかっている人、クスりなくなって、いきなり、強制脱ステにはいっちゃうと、相当つらいかも・・・。ただでさえ、非日常のなかで、ストレスがかかると調子もわるくなりがちだし・・・とおもっていたら、佐藤先生が、アトピーの患者さんにメッセージをだしていらっしゃいました。
こんなとき、お医者さんのこうしたメッセージに接して、ちょっと一息つける方はおおいのでは・・・とうれしく読みました。

被災地の方々は、まだまだたいへんな日々だとおもいます。
とくに福島の方々は、原発のことで、さまざまなめんで不安な日々をすごしていらっしゃるとおもいます。
そんななかでも、笑えることや、ほっとできる時間が、たくさんみつかりますように。
みすてられちゃうよ〜って、かなしい気持ちになっている人がいませんように。

さいわい、被災した私の知人たちとは連絡がつきました。彼らも「ここで、地域の人とたちあがっていきたい」って力強く言っていました。
どうか、しんどい中でも、いいこともいっぱいみつかる春となりますよう。

2011年3月14日月曜日

かさぶたは、いったりきたり・・・

2011年3月14日(月)
<おつかれさまです>
ごぶさたしてしまいました。
勤務先で「きもちのわるい、ゆれかただな~」とぼんやり考えていたら、
「にげおくれるよ!」と同僚の方によびにきていただいてしまったくらいのんきでした。

が、帰宅してからのニュースに、愕然としてしまいました。
被災された方、被爆された方…
なんと申し上げてよいやら、わかりません。
が、一方ではさまざまな支援をよびかけるニュースや、支援にたちあがった方たちの談話も報道されています。
被災された方たち、被爆された方たちが、こうしたニュースですこしでも、はげまされていらっしゃることをねがいます。

<ぼちぼちです>
ふっくんは、ぼちぼちです。
あいかわらず、おふろは週に3日です。

これは、3日前の写真です・・・。
いまは、もうすこしかさぶた範囲が
大きくなりました。

薬はのんでいません。ぬってもいません。
そのせいか、春がつかづいてきたせいか、また右足は、血がにじんでいます。
顔も、ちょっと「こふきいも」に。
ねいりばなは、猛烈にかいているので
「保育園でどう?」ときくと
「う~ん、かゆいのかな~。掻いてるのかもしれないけど、よくわかんないや」とのこと。
あまり気になってはいないようです。

しかし、毎日、どろんこになってかえってきます。
服はどろや食べ物のしみで、手洗いしても「この服、あらった?」状態。
ズボンは、3日もはけば、膝が破れます。
靴も3ヶ月もちません…びりびり。
どんな遊び方してるんでしょうか…。
ふっくんが3ばんめだったら、経済的だったのに…。
みっくんにまわせる服がありません…。