2012年11月21日水曜日

アトピーは腐れ縁の友だち!?

2012年11月21日(水)
<「かゆい」と泣いて起きてきました>
おとといの夜中、ひさしぶりにふっくんが、「かゆいし、痛い」と涙をためて、夜中におきてきました。
ここのところ、膝の両脇と、足首の甲側に丘状の湿疹がたくさんできていましたが、その湿疹のあたまの部分がぜんぶ削れて、「あかいクレーターがいっぱい」な状態です。
「うわ~~~。これは、いたかったね~」
20日(火)にとりました。泣いた日曜日よりいいかんじです。
「うん、もうパジャマのズボンがさわってもいたい。でも、かゆいし、もうやだ!」といまにも泣きそうです。
ワセリンをぬっていると…
「おかあさん、ぼく、ステロイドがつかえる人だったらよかったのに。あれ? ちがうんだっけ?
ステロイドつかってたから、こうなったんだっけ?」と、ぼそぼそ言います。
「う~ん。ステロイドをつかったからこうなったのか、どうかはわからない。でも、ステロイドをつかっても、いっとき、かゆくないだけで、なおらない。だから、やめた」
これがうらがわ。ひどいのはひざの両脇ですが…。
「じゃー、ぼく、どうなるの? いつなおるの?」
「ふっくん。あなたのアトピーは、なおりません。ずっと、おつきあい。たぶん、ずっと一緒。だから、なくすことをかんがえないで、お友だちになる方法、かんがえようよ」
「え~~っ」
「これ、あなたの体質だもん。だからよくなることもある。忘れてるときもある。でも、あなたが疲れたり、いやなことがいっぱいあったり、そうでなくても、環境がかわったりすると、また「いま、ぼく、しんどいよ~~」って、アトピーがでてくる」
「ぼく、いま、しんどいことあるかな~」
「きっと、コンクール、ふっくんにとってもプレッシャーなんだとおもうよ」
(ふっくん、習い事をしているのですが、突然「コンクールにでる」といいだし、毎日(でも、かなりいやいや(笑))、猛練習しています)
「ああ。そうか~。でも、ぼくだけ、すごい損じゃん」
「そんなことないよ~。みんな、いろいろだよ。ひっくんは、アトピーじゃないけど、つらかったり、いやなことあると、チックっていって、目をゴシゴシしたり、唇の周囲が切れるまで咬んだり、顔をへんなふうにしかめたりするときあるじゃない」
「うん。あるね。目のとき危なかったよね。お医者さんに失明しますっていわれちゃって」
「うん。おとうさんは、最近疲れると、目にヘルペスでてきて、痛がってるしさ」
「おかあさんは?」
「いろいろ~。腰が痛くなったり、痔になったり」
「じゃー、ぼくのアトピーもしかたないんだ」
「うん」
「掻くのも慣れてるし、知ってることのほうが、ましか」
「かも」
「あ~、でも、やっかいだな~。あっ、おかあさん、もういいよ。これでそっとズボンおろして。あっ、あと、肘の内側にも、ついでにぬっとこ」
そういって、ふっくんは布団にもどりました。

きのうの朝、おきてくるとふっくんは、「おかーさん、あれからぼく、すぐ眠れたんだよね。あれ、いいね。これからは、おふろからでてからすぐと、ねるまえにもう一回、ワセリンぬるよ。そしたら、夜中にかゆくて目がさめないとおもうから」と、機嫌よく話していました。

こうして、ひとつひとつ、対処方法をおぼえていってくれると、安心します。

<二番目不安!?>

と、おもったら、翌日もまた、ねるまえに「かゆい」とぐずぐず。「ワセリンの塗り方がすくない!」と怒ってきました。
そういえば、このところ、小学校からしょっちゅう電話がかかってきます。
「おかあさん、またごめんね~。ふっくんが、今日の帰りどうしたらいいかわからないって」と。
ふっくんは、放課後、校内の「学童」みたいなものにいっています。毎日、出欠表に「17時半おむかえあり」って書いて、わたしているのに…。
担任の先生が「おにいちゃんに、きこうよ」と、ひっくんのところにつれていってくれるそうですが、
ひっくんがなにを言っても「おかあさんに、きいてほしい」の一点張り。
担任の先生は、「自己主張ができるのは、いいことです」と笑ってくれています。
本人は、「不安だから」といいます。たしかに、ふっくん、人の話きいてないことが、おおくて、いろいろまちがえます。でも…。
ダンくんは、「放課後に学校にのこるのが、いやなんちゃうか」といいます。
ひっくんは「不安っていうけどさ~、あれ、おかあさんに、かまってほしいんだとおもうよ」と。

たぶん、ひっくんが一番、あたりのような。
いろんなしりあいと話していても、3人きょうだいのまんなかは、「かわいがられてない」とか、「さみしい」とか、「なかまはずれ」感をもっているケースがおおいような。
ものすごく「ふっくん、すき~」とか言ってるのにな~~。
というわけで、きのうは、ちょっと、意識的にふっくんとしゃべったり、おふろに一緒にはいったり。

そのせいか、ねるまえに「かゆい」とぐずりませんでした。








2012年11月14日水曜日

半ズボンとかゆみ

2012年11月14日(水)
1ヶ月以上もたってしまいました。
あれから、ふたりともかなりよくなり…。

みっくんは、左膝のうしろがわに、はば1センチ、ながさ3センチくらいのもりあがりはあり、そこは猛烈にかゆがっていますが、そのほかは、まったくきれいになりました。
が…ふっくんは11月にはいっても、半ズボン生活だったせいか…。
こがらしにふかれたひざ下が、一気に悪化。あわてて「長ズボン、はいていって!!」といったものの…。くるぶしソックスのためか、足首が悪化。こんどは「あったかくなるまで、むこうずねまであるソックスにして!!」

さいきんお気に入りのうさぎの毛といっしょに。
そして…よくわかりませんが、足が悪化してくると、なんだか肘から下もひどくなります…。最近は、顔にはほとんどでなくなり、首もとっきどき赤みがある程度になったのに、です。

でも、あいかわらず頭はにおいません。
先日も「おかあさん、耳掃除して〜」とやってきたので、「いいよ〜」「???」「ふっくん、なんか耳のちかくがぬるぬるしてる気がするけど、あたまあらったのいつ?」
「火曜日」「えっ? 今日、木曜日だから、だったらおかしいよね〜。あっ! あぶらがいっぱいでるようになったのかな?」といったら、ふっくん、深くため息をつき、
「おかーさん、先週の火曜日だよ、洗ったの」
「えっ!? おいっ!!!!」というわけで、ため息をつきたいのは、こっちでした(爆)。