2013年3月9日土曜日

鼻炎とステロイド

2013年3月9日
おかげさまで、ふっくんは、みためは乾燥でしろっぽいものの、激しくかきむしる姿はめっきりみなくなりました。
いまのところ、鼻もそんなにかんでないし、目もふつう。「花粉」とは関係ないのかもしれません。
よかった。

というわけで…今回は、ひっくんの話。
2月中旬から、鼻水がひどいです。ものすごい量をかみまくっています。
鼻のかみずぎで、鼻の周囲が切れまくりました。これまでメンソレータムで対応していましたが、とびひになってもいやだしと、いつも行く耳鼻科にいきました。
「おかあさん、これ花粉症だよ」
「え〜、そうですか。デビューしちゃったんですね〜。あーあ」
「えっと、ステロイドはおきらいでしたかね。吸入してもらおうかとおもったんですけど」
(でも、咳もひどいし、吸入ぐらいなら…ひっくんは、ぜんぜんステロイドつかってきてないし)とおもい
「あっ、吸入ぐらいなら、この人は大丈夫です」
「はい。じゃー、やってもらおうかな。あと、塗り薬もだしとくね」
「ありがとうございます」

で、調剤薬局にいったら…
アレグラとリンデロンがでてきました。
びっくり!!
「えっ!? 鼻の周囲がきれてるだけなのに、なにゆえステロイドが必要ですか? しかも、顔なのにリンデロンですか?」
薬剤師さん
「えっ!?」としばし沈黙のあと
「おうちにまだリンデロンがあるってことですかね」
(いや、そんなこと言ってないけど、でも、ここで薬剤師さんと議論している時間はない〜(じつは予約したのに耳鼻科は超満員で時間がおしてあせっていました)。それに、たしかにまだふっくんの在庫があるにはあるよ)と
「はい。とにかくアレグラのみいただいていきます」
「そっ、それは先生に確認しないと…」
「すみません、時間がないので、先生にはいらないと言っていたとお伝えください」とでてきました。
薬剤師さん、おもいっきり困惑してました…。

う〜ん、しかし、なんで鼻が切れただけでステロイドなんでしょうか。
私としては、「ワセリンかな〜。それじゃーあまりに点数ないからゲンタシンだされるかな。それとももっといいのあるのかな〜」なんて思っていましたが、まさかここで
「リンデロン軟膏」がでてくるのは予想外すぎました。

そういえば、お医者さんの「ステロイド、だめでしたよね」質問は、吸入だけじゃなく、塗り薬のこともさしていたのか〜とあらためて思いました。

そいや、まえにふっくんが鼻炎でいったときも、肘のうちがわにちょいと薬ぬられて「いま、なにぬったんですか?」「あっ、いや〜、えっと」ってしどろもどろになったことありましたが、あれ、昨日診察室でひっくんがぬられていたのと同じだったってことは、リンデロンだったんだ…。

あ〜〜〜〜。
皮膚科医であれなら、ふつうの耳鼻科医がステロイド依存の勉強とかしてるはずもなしかしら。

でも、ちょっと残念ではあります。

2013年3月6日水曜日

コンプレックス

2013年3月6日(水)

おかげさまで、このところのふっくんの肌状態は、乾燥気味というだけで、出血することもなくおだやかにすぎています。

が…習い事をひとつやめるのだそうです。
3人とも、音楽系のものをひとつ、からだをうごかす系のものをひとつ、
「ならいだしたら、18才まではやめない」約束で、それぞれが選んでならいはじめました。できたら、べつべつのものを選んでほしかったのですが…、ふっくんがえらんだ習い事のひとつは、ひっくんと同じ。
が、その習い事、「見た目重視」です。
12月にも書きましたが、その習い事の先生には、ふっくん、からだを掻くと「みっともないからやめよう」、傷ができると「汚く見えるからがまんしよう」と言われ続けたようです。もちろん先生は「ふっくんのため」に言ってくれていて、そのことはふっくんも重々承知。
でも、でも、やはりつらかったようです。
2月にはいって「やめようかな」と言うようになりました。
「言われることがつらいのか」と、先生をかえることも提案してみました。いったんは「そうする」といったものの表情は暗いです。
けっきょく先生に、理由をはなして「やめたい」旨を伝えました。先生は「そんな思いにさせてるとはしらなかった。今後はきをつけるから」「うまくなれるのに、もったいない」と熱心にひきとめてくれました。
それをふっくんに伝えると、心はかなりゆれたようです。が…やはり「やめる」と言います。
ふっくんは、アトピーのために「見た目」をかなり気にしています。
かさかさは、つよいものの…
ひっくんが大好きだけど、同時にライバルでもあります。

ふっくんにきくと…あるときは「みためを気にしたくない」といい、あるときは
「このまえのうそ。ほんとは自分だけの習い事がいい。ひっくんと同じ習い事はやはりつらかった」といいます。
おそらく、どっちもほんとうなのだとおもいます。
「自分で先生にあいさつするなら、やめていいよ」といいました。
ちょっと出血したあとがありますが、このところ
「かきむしる」姿はみなくなりました。
それでも私はじつは「やっぱり続ける」って言わないかなって待っていたのですが…。
それ以来、ふっくんの肌の状態は、どんどんよくなっていきました。
いまでは、「たんに乾燥しているだけ」ってかんじ。いつのまにか、チュビファースとの存在もわすれています。
 たらお先生にだしてもらったビオチンがきいているってだけではないような気がします。
「習い事、どんな理由であれ、ストレスだったんだ」と思いました。
ふっくんは、「もうひとつの習いごとがんばる。ほかにやりたいこともたくさんあるから、もうちょっと考えてひとつに決めるから、そのときはまた習わせて」と言っています。
「18才までつづける約束だったよね」とせまりたいところですが、今回はそしらぬ顔で「わかった」と言ってみました。
するとふっくん、ずいぶんとほっとした顔をして、「こんど決めたら、18才までつづけるって約束するから」と言いました。
「18才しばりも、ストレスだったのかな〜」とちょっと胸がいたみました。