2011年2月21日月曜日

禁じる治療から、肯定する治療へ

2011年2月20日(日)
<「おふろは週に3回」続行中です>
おかげさまで、ふっくんは元気です。
ひじの内側も、ほぼきれい。手のあかぎれも、きえました(ごわごわしてますが)。
いまの症状は、
・左耳の耳切れ
・首の皮膚、一部、ごわごわ
・右ひじの内側、発赤
・両足の膝裏が、広範囲に湿疹
・左膝のすねの貨幣状湿疹(?)

でも、ほかは、かなりきれいです。
あたまも、ふけというか、よく皮がはがれていますが…。

このところ、お風呂は1週間に3回。手もほとんど、洗ってません…。
このまえ、ダンくんが「あいつ、トイレからでても、手あらってへんよ。ウンチのときは、さすがに洗わんとまずいんちゃうか」と。
そこで…
「ふっくん、たしかにそんなに手はあらわなくてもいいけど、ウンチのあとは、洗おうね」というと
「そんなん、わかってるよ! あと、人ごみの中からかえってきたときでしょ!」
「よくしってるね〜。でも、ウンチはふいたときに手にくっついたりして、それ食べちゃうと、下痢になったりするから、きをつけてね」というと、
ギクッ!とした顔で、たちさってしまいました。さては…あらってなかったな(笑)。

「よくなった右足はうつしてほしい!」
「いまも一番かゆい、左すねもうつりたい」
「でも、ありきたりのポーズはいや」
なやみおおきモデル稼業…(笑)
今日は、「右足がすごくきれいになったから(もともとは、右足の貨幣状湿疹もどきが、ひどかったので)、写真をとる!」
とはりきってました。
本人、ここにきて、再び、自分の皮膚状態に饒舌になってきています。お正月あたりに悪化したところから、またちょっとずつよくなってきたから、うれしいようです。

<耳鼻科「おだじん」先生の反応>
そうそう、ふっくんがだんこ医者を拒否した日、みっくんは医者にいきたがったので、
というのも、「耳かきして」というので、耳をみると、白くまるいものがみえます…これって、どう見ても、こまくじゃなくて、耳小骨だよね。しかし、こんなところに、露骨にみえていていいのかと、私が不安に…。耳をよく痛がるし、もし骨じゃなくて「おでき」だったら! とか…。私が本で、耳の断面図などみているので、本人が「お医者さんで、きこう!」と。
で、せっかくふっくんの予約とってあったし、ダンくんにつれてってもらったのです(こども、いれかわりですが(笑))。

みっくんのは、たんに骨がみえてる状態で心配はないけれど、「ぜったい、骨にさわらないで。もう、この子は、耳かきもしなくていいよ。まちがえて、さわっちゃったら、あぶない」と言われたそうです。

ついでに、ダンくん、ステロイドについても質問してくれたそうです(最近、協力的…)。
でも、「あれ、だめだ〜。きくとしか、おもってへんわ。「アトピーのお子さんで、つよいステロイドぬると鼻づまり、なおることもありますよ」とか、ゆーとったしな。リスクがあるとかかんがえてないんちゃうかな〜」と。
うん、さもありなんって、かんじです。

<ステロイドを使わない治療を考える会>
に行ってきました。
4人の先生がはなされましたが、ふだんの診察室での雰囲気が想像できて、たのしかったです(とはいうものの、午前中にひとつ仕事があって、佐藤先生と藤沢先生のお話はきけなかった…ざんねん)。
「ステロイドは、ぜったいに つかわない!」のか、「しんどかったら使ってもいいし、ぼちぼちいくのか」では、大論争になっていました。
そこに、「おかあさん」や当事者の方たちの、あつい思いがぶつかり…。
こうやって一つの会場で、お医者さんも、当事者やその家族も、気持ちを率直に語り合えるって、いい会だな〜と、ちょっとしみじみ。

それでも…ステロイドを徹底批判する先生の気持ちはわかる気もしますが(これま、皮膚科学会とかでも批判されてきて、しんどい思いもかかえていらっしゃるのかな〜とか、想像したり…。それに、私もステロイドをすぐ処方する医師には、危機感をもっているわけですし)、でも、「ぜったい」を強調されると、ちょっとつかれます。
玉置先生が、「禁止する治療から、肯定する治療へ」みたいなことをおっしゃっていました。
私も、これ賛成です。「◯◯しないで」と言われ続けると、へこみます。自信もなくなります。
でも、ふっくんも「◯◯しよう」は、好きです。自分にできることがあるってやっぱりうれしい。それを「それでいいよ」と肯定されると、さらにうれしい。そんな繰り返しで、気持ちがおちついて、皮膚状態もちょっと安定するかもな〜なんて(ほかにも要因たくさんあるので、それだけじゃないかもしれないですが)。

でも、今日は、ある意味「あこがれ」のお医者さんたちの近くにいられて、うれしかった。
とくに!ぐうぜんにも、佐藤美津子先生のおとなりに座ってしまったし!ちょっと、感激。

それに、しーな先生も、会場にきていらして、これもこれも、うれしかったです。
「ご縁があるのかも!」と。

あとっぷの山下さんにも、お目にかかれました。やっと直接お礼が言えて、うれしかった。
おもっていたとおりの温厚そうな方で、お話していてもあたたかな気持ちになれました。

そうそう、この会のうけつけをされていた方たちも、親切でした。
おくれてはいって「いま、しゃべってるの、どなたですか?」とか、「佐藤先生って、どの方ですか?」なんて、うるさくたずねる私にも、にこやかに、丁寧に、接してくださって…。「たすけあって、いきましょうね」って、語りかけていただいているようで…。
うれしかったです。

アトピー治療、いろいろありますが、みなさん、おりあっていけますように。

2 件のコメント:

  1. この会、僕も行く予定だったんですが、どうしても外せない用事ができてしまって残念でした。

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  2. こんにちは。
    おひさしぶりです!

    では、accelerationさんにも、ノブコフさんにも、今回はお会いしそびれてしまいましたね…。

    でも、きっと次がありますよね。

    そのときをたのしみにしています!
    あ〜、はやく、いまの仕事をおわって、アトピー治療史、勉強したいです
    (現在、私の脳内は、戦前でうめつくされています…。なので、なかなかコメントに反応できなくてごめんなさい(笑)。夏には、アトピーモードにはいれるよう、がんばります!(笑))。

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