2010年9月20日月曜日

脱保湿へ

2010年9月20日(月)
<心の主治医、決定!>
この朝は、じゅくじゅく部分を洗い流したのみ。こころなしか、背中やおなかが赤くなっています。(もしかして、ワセリンにかぶれた!?)もう、なにをしていいのかわかりません。とりあえず、オキロットだけのませて、保育園におくりました。
さて、仕事をしていても、ふっくんのことがきになります。なんとか通える範囲にも、脱ステロイドをかかげるお医者さんは何人かいますが、そのホームページをよむと、いまひとつ、行く気になれません。
なにげなく、「湿潤療法 脱ステロイド」でググってみると…。ヒットしました。佐藤健二先生のブログです。健康な肌に湿潤療法は妥当な方法でも、ステロイド依存症にある肌には、不適切な理由が、具体的に書いてありました。
これまでもアトピーを笑い飛ばす会あとっぷから、何度も佐藤先生のブログにはいってはいました。
佐藤先生は、脱ステロイドをめざすアトピーの患者会ともいえる「アトピック」や、「アトピー・ステロイド情報センター」でも、紹介されています。でも、これらのページでは、ほかにも藤沢重樹先生や玉置昭治先生なども紹介されていて…。脱ステ・脱保湿は同じでも、その後の処置方法が、先生によってすこしずつちがいます。
たとえば、藤沢先生はモクタールを使用(もう、売っていないそうですが)、玉置先生は、紫外線療法をすすめていたり…。それで、まよっていたんです。
ヒットしたブログをよんで、やっと着地点をみつけた気持ちでした。「湿潤療法」と「脱ステロイド」について書いてる。ただ、それだけなのですが、私は「この先生のいうことを信じてみよう!」ときめました。
あえて言えば、「創傷治療」を「湿潤療法」でやろうというのははこれまでの外科パラダイムの大転換です。「アトピー」を「脱ステロイド・脱保湿」でやるのもたぶん皮膚科パラダイムの大転換。そうした、他の分野の「新しい治療法」を視野にいれている人は、人一倍勉強している人ではないかと思ったわけで…。でも、それもあとづけかな? とにかく、わたしは、すがる人を必要としていました。
さて、心の主治医がきまりました。佐藤先生の『患者に学んだ成人型アトピー治療−脱ステロイド・脱保湿療法』(つげ書房、2009年)も、『赤ちゃん・子どものアトピー治療−ステロイドにNO!を』(子どもの未来社、2010年)も注文しました。
はればれとした気持ちで、保育園におむかえにいきました。

<ところが、その夜…>
おふろからでたふっくんのからだは、真っ赤でした。顔はこふきいものよう。まぶたはこれまでになくはれあがっています。耳切れがおこっているし、首も赤くて、何十本のしわがくっきり。その首の下から太ももにかけては、くまなくあせもができたように小さなつぶつぶがびっしりできて、真っ赤です。膝下のじゅくじゅく部分はこれまでになく、ただれています。手の甲は、クレーターができたようにぼこぼこしています。
こんなひどい状態のふっくんをみたのは、はじめてでした。ワセリンがあわないのか…。いや、これがうわさのリバウンド!?
もう、どんどん「ふっくん、ごめんね」気分になってきます。
それで、あらためて、ふっくんとむきあって、「くすりはやめよう。丈夫な肌にしていこうね」と話し合いました。夜は、アイスノンをもって、眠りました。

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