2010年9月24日金曜日

有名だった佐藤療法

2010年9月24日(金)
<あまり、かわりません>
今日も、ふっくん保育園はおやすみ。ダンくんが、おつきあい。
かゆがっています。
顔はあいかわらず、こふきいもですが、まぶたのはれは、ひきました。
耳はまだ、きれています。
頭もちいさな皮がめくれています。
首は、赤みはへりましたが、がさがさ・しわしわです。
首から太ももまでは、あいかわらず小さな湿疹がびっしり。でも、赤くはありません。
腕は、肘ががびがびで、かゆそう。
手首から先は、ところどころ出血していて、たぶん、全身でいちばんぼこぼこしています。
膝下は、あいかわらず、じゅくじゅくで、液がながれてきます。が、ガーゼをはりつけておいても、ひらりとおちる程度になりました。
あいかわらず、足の裏と手のひらだけは、きれいです。

<ビタミンCをおふろにいれる>
かゆがってはいたけれど、それほどひどくもなかったよう。
そろそろ寒くなったので、湯船にお湯をはることにしました。
ここで、ダンくんが「ビタミンCをいれよう」といいます。うん、そいうえば、この夏彼の机のうえに、ずっとビタミンCの箱がありました。「カルキがぬけて、いいらしい。アトピーでやってる人、けっこうおおい」といいます。
「佐藤先生によると、なんもすんなってことだけど…」
でも、彼もいっしょうけんめいしらべてくれたんだしと、いれることに。
が…においが…。鉄くさいというか、なんだか血液のにおい。
そういえば、ふっくん、ステロイドぬらなくなってから、いつもにおうようになりました。
おふろのにおいは、ふっくんのにおいと、そっくりです。
じゅくじゅくの皮膚から、体液がながれてでているせいでしょうか。
わたしは、このにおいのせいで、ちょっと湯船につかっているのが、つらかったです。

<有名だった佐藤療法>
さて、ダンくんと、わたしの共通の知人に、ながねんアトピーと格闘しているあーちゃんがいます。なんか、これまで必死で、あーちゃんに意見をきくのをわすれてた!
「あーちゃんに、佐藤健二ってしってるか、きいてみよー」というと、
「チャットしてくるわ」と、ダンくんがパソコンまえに。
「佐藤療法かよ。すげ~。かっこい~って、かいてきたぞ」
「へ~。しってるんだ」
「業界では有名人だってよ。やつも、これで脱ステしたって」
「え! あーちゃん、脱ステしてたの!?」

なんて、ことでしょう…。
これまで、アトピーにふりまわされたあーちゃんの青春時代の話とか、仕事についてからもアトピーひどくなって「うつ」になっちゃった話とか、いっぱいきいてきたのに、脱ステロイド・脱保湿にチャレンジしていたとはしらなかった…。
そういえば…仕事を休職するかどうかってなやんでいた頃、あれが今思えば、脱ステ期だったような。そうだ、そうだ。思い出した。
が~~~ん。
人って、人の話をいかに聞いていないか、身にしみました。
いえ、ダニ対策はどんなのがいいとか、保湿にはどこのローションがいいとか、そんな話はよく覚えているのです。
ステロイドをつかわないことにしたって部分だけが記憶にない…。
きっと、わたしのなかで「アトピーはステロイドにたよるしかない」って気持ちがあって、それに反する情報は、すどおりしていたんですね。
なさけないです…。

じつは、こんなこともあって、書きためていた日記を、今回ブログとして公開することにしました。
あーちゃんが、もし「ふっくんにもステロイドやめなさいよ」といってくれていたら、わたしももっとはやく調べていたかも。でも、あーちゃんは、自分の脱ステがあまりにもつらくて、聞かれたら言おうって思ってたみたい…。
脱ステは、たぶん、ふっくんをみていても、苛酷です。
そういえば、雨宮処凛さん(『アトピーの女王』光文社、2009年)も、アトピーでのたうちまわって、結局、ぼちぼちステロイドとつきあっていくことにしたというようなことを書いていました。
どっちが、いいなんて、言えません。
でも、一つだけ、お医者さんにいいたいです。

「赤ちゃん・こどもに対して、ちょっとした湿疹でステロイド処方するのは、やめてください!」
しばらくしたらなおったはずの赤ちゃんが、ステロイドのせいで、結果的にアトピーと診断されて、ずーっとステロイドとおつきあいってあるとおもうのです。
うちのふっくんみたいに…。

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