2010年10月18日月曜日

ぶりかえし…

2010年10月18日(月)
<夜中の絶叫…ふたたび>
明け方、「おが~~。おがーさーん!!」と叫ぶ声で目がさめました。
(うわ~、またきたか…)わたしは、ふらふら立ち上がってこども部屋へ。
「ふっくん、大丈夫?おかーさん、きたよ」
ふっくんが、泣いてだきついてきた、その足下で
「おかーさ~ん」ともう一つの泣き声が。
「みっくん? ちょっとまってね。いま、ふっくんが…」
「おしっこが~~でちゃったよ〜〜〜〜。うわ〜〜〜ん」
「ええっ! ちょっとごめん。電気つけるね」
「うわっ、みっくん、なんで、髪の毛までぬれてんの!?」
どうやら、みっくん、布団と床のさかいめにねてたらしく…。敷き布団・かけ布団はもちろん、床にもおしっこの水たまりが…そこに頭がおっこちていたらしい…。
「ちょっとまってね。おかーさん、シャワーの用意してくるから。ふっくん、わるい。ひっくんのとこに異動してて」
おしっこときいて、ふっくんもあわてて、ひっくんのとなりにねます。
シャワーをだしにいって、それから、シーツをはがして、みっくんと一緒におふろへ。ざざっと洗って、「背中からかけてあったまっててよ」といいのこし、とりあえず、かけぶとんと敷き布団を夜中だけど、ベランダにだして、あたらしい布団をひとくみ日敷いて、またみっくんのところへ。パジャマをきせて、洗濯機をまわして、部屋にもどると…。
ひっくん、コロコロコミックよんでました…。おいっ!! 朝の3時半なんですけど(爆)
ふー。ひっくん、ねるときにマンガは必需品。ちっちゃいころは絵本だったのに、いつからかマンガ。で、ねる寸前まで読み、朝おきたら一番にマンガを手にします。夜中でも明るいときは、マンガをよまないと損した気分になるわけですか? やっぱ…へん(笑)。
「もう1回、ねよ~」と声をかけて、みっくんと布団にはいると…。
ばりぼり、ばりぼり…音がします。(うわ~。ふっくん、ねてなかったんだ~)とちょっと愕然。
「おかーさん! かゆいでしょ!!」声がいらだっています。あっちをばりばり。こっちをぼりぼり。
脱ステして、ちょうど一ヶ月。「こんなくらいのかゆさだったら、いいんちゃうん」とダンくんがいったその日に、これ…。
がさがさの手足をなぜながら、両足をあたためながら、またまたせつなくなってきました。
こんなときは、おわりがないような気がします…。
でも、15分くらいしたら、ふっくん、すーっと眠っていきました。

アトピーは精神状態に左右されるとよく言います。
じつは、ふっくんにとって、みっくんがくる週末はなやましい…。一週間あわなかったみっくんに、ひっくんはなにかとやさしい。むろん、ふっくんとて、「あした、みっくんくるから、このクッキーとっといてあげよ~」など、みっくんがくるのを楽しみにしています。が…。それをひっくんにされるのは、いやなよう。とられちゃう気がするんでしょうね。
週末は、「ひっくんは、みっくんの味方ばっかりして、ふっくんを邪魔にする!」と泣くことが何度も。実際は、ひっくんとふっくんが「みっくんには、まだムリ」とみっくんをはずしていることもあれば、自分のものをさわられるのを極端に嫌うひっくんに怒り、「ひっくんのばーか。あっちいってよ」とひっくんをはずすこともある。
でも、ふっくんの主観的には、「自分ばっかり…」かも。また、みっくんが、「おかーさん」とべたべたくっつくので、それをみるのも、いやなよう…。
夏休みなんかで、長期間一緒にいれば、なんともないのですが…。
ふっくんの、かゆみの悪化は、ストレス!?
だったら、いいような、こまるような…。

<おふろあがり>
さて、おふろあがり、ふっくんがひとりでごそごそしていました。(また、なにやってんだか)とそっとのぞきこむと…。
パジャマのズボンのすそをあげたり、おろしたり。そして、ちーさな声で「あ〜、きれいな足」「うわっ、ここだめ」「わー、ここ、きれー」とやっていたんです…。
泣けました。やっぱり、すっごく、すっごく、気にしてるんだ〜〜〜〜〜。ごめんね。ごめんね。

気をとりなおして、「なにやってんの? ふっくん」と声をかけました。
「あ−、おかーさん。みてみて。これだと、きれいでしょ。でも、ズボンあげると、ひどいんだよ〜。かゆいし。ここも、ここも」つぎつぎみせて、私にさわらせます。
「ふっくんのはだ、よくやってるね。えらいね。いっしょうけんめい、ふっくんのこと、まもってくれてるんだねー」
「それって、ぼくがやってるってことでしょ」
「うん。でも、そうでもないみたい。肌も、ちゃんと考えることができるんだって。このまえ読んだ本にかいてあった。ふっくんの肌は、人一倍かしこいから、いやなものにさわったりすると「やめて〜〜」って、ざわざわしちゃうんだよ」
「そうなの?ぼくって、かしこいの?」
「うん。そう。かしこいの。丈夫な肌になるってことは、ほんとうはちょっと鈍感になるってことなんだよ。かしこすぎるから、つかれるんだよ。まー、そのうち、肌もつかれて、さぼりかたおぼえれば、かゆくなくなるかも」
「おーい、ひっく〜ん。ねーねー、すごいよ。ぼくの肌、ちゃんとかんがえてるんだって。だから、きらいなものにさわったりすると、かゆくなるんだって〜」
なんか、本人うれしそう。これも、傳田光洋の『第三の脳』をよんでおいたおかげだ! すすめてくれたお二方、ありがとうございます!(ちょっと、説明ちがうけど。まー、おおきくなってから、自分で確認してください(笑))

とゆーわけで、こんばんも、ばりぼりやっていましたが、意外にすんなり「おかーさん、すき〜」といいながらねむりました。
ふっくんが、めずらしい!(笑) でも、うれしい!

なお、ふっくんの状態は…肘のうちがわ、ひざのうちがわが、びっしりあせも状態です。いえ、あせもより、もうすこしおおきな赤い点々。上部がけずれて、浸出液が、ふたたび…。ひざも、またじくじくしてきました。
たしかに、ふっくんが、パジャマでかくしたくなるはず…。

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