2010年10月22日金曜日

アタマジラミとアトピー

2010年10月22日(金)
<挙動不審だったわたし…>
さて、ふっくんは、ときどき頭や耳のうらも、ばりばりかいていました。頭のなかも、顔とおなじように、ちいさい皮がいっぱいめくれて、しろっぽい。白いちっちゃな粉がたくさん。
「まー、頭皮にもけっこうリドメックスローションつかってきたし…当然か」とおもっていましたが…。ここ数日、わたしも、なんだかあたまがかゆい。後頭部がとくに。
昨晩、あーちゃんとのスカイプ中、ふとさわるとぽつっとふくれたカ所が…。
「げげげ、これ、もしかして、アタマジラミじゃないの!?」
パソコン画面にうつるあーちゃんと話すふっくんをひざにかかえて、ときどきあーちゃんと話ながらも、わたしは、どうしてもふっくんの頭が気になる。みたい! 後頭部の髪をかきわけ、耳のうしろをかきわけ…。が~~~~~ん。あった…。たまご…。ショック。
(うわ~ん、もう一回、おふろいれて、アタマジラミ用のくしで、髪の毛ときたいよ~。でも、せっかく、いそがしーあーちゃんとスカイプつながったのに、しかも調子よくはなしてんのに、「アタマジラミがみつかったから、きるね!」とかいえないよ~~。)
いみなく、部屋をうろうろ。「まー、いいや。一日ぐらい。アタマジラミいきのびたって。いまは、あーちゃんとしゃべることのほうが、大事だな」と結論。
あーちゃん、わたしが、挙動不審だったら、ごめんね~。こんな理由がありました…。
よほど、いおうかとおもったけど、「シラミがわいた」なんていったら「それなに!?」ってアタマジラミに会話をジャックされる。しかもきっとあーちゃんなら「ただでさえ、かゆいのに、すぐ洗ってあげてよ!」なんてことになる…。今回は、アトピーピアとしてはなしてもらうって目的があるのに! などなどがかけめぐり…。でも、結果的に、ふっくん・ひっくんは、あーちゃんをさんざん自分たちの世界にひきずりこめて、たのしかったのではないでしょうか…。

<アタマジラミの思い出>
さて、このアタマジラミ…。はじめて、うちにきたのは、2009年の4月…。あまりにもわたしが頭がかゆくて、つかちに先生に相談。「あかくなってるね。じゃー、おかあさんもリドメックスローションつかってよ」。でも、かゆい…。きづけば、ひっくんも頭をときどきぼりぼりかいている…(ふっくんは、まー、日常的だから、このときも気にせず)。
そんなある日、ひっくんが、「おかーさん! ぼくにアタマジラミがいた! これこれ」と、昆虫図鑑をもってきました。
「なんで、わかったの!?」
「さっき、あたまかいてたら、爪のあいだに虫がひっかかってきて…。これなにかなって調べてみたら、アタマジラミだった」
「そのシラミは?」
「それは、もうすてたけど」
ひっくんは、当時、昆虫博士といわれるくらい昆虫にはまっていました。その彼がまちがえるとはちょっと思えない。さっそく、アタマジラミで検索すると…。
・髪のねもとに、たまごをうみつける
・それは、爪でしごいてもなかなかとれない
・後頭部と耳の後ろにあつまりやすい
「ひっくん、あたまみせて」
が~~~~~~~~~~ん。たまご、びっしり。
「ふっくん、みせて!」が~~~~~~~ん、こっちもじゃん。
「おとーさんに電話しなきゃ」と急遽、ダンくんに電話。
「みっくんの頭、みて!」
「なんだ、これ。なんか、いっぱいくっついとるぞ」
「そっか〜。じゃー、きみにも、アタマジラミがいる可能性、たかいよ」
こうして…。全員、はじめてのアタマジラミ体験。スミスリンもかってみましたが、耐性のあるアタマジラミもおおいというので、いちばんおせわになったのは、アタマジラミ用すきぐし…。シャンプーをあわだてて、ブラシでといて、そのあと、すこしずつ髪の束をとって、根もとから、すきます。で、1回ごとに、ブラシをあらう。よくとれたし、息子たちは、虫眼鏡で観察してたのしそうだったし…。でも、この作業、けっこうさむい。
あ~、また、あれするんだ…とおもうと、きがおもい。

<アタマジラミとアトピー>
さて後日、つかちに先生に「先生、あれ、アタマジラミでしたよ。もう、家中、アタマジラミでたいへんでした」といったら、
「えっ、そうなの!? ごめん」と頭をさげました(こんなことが、「ふつー」にできる先生だから、かよっていたわけでもあるのですが)。
「でも、いいわけじゃないけど、おかーさん、ふつー大人はアタマジラミにならないんだよね。ちょっと、もう一回、あたまみせて。うん、おかあさん、せっけんシャンプーしかつかってないでしょ」
なんでも、ふつーおとなは、香料その他いっぱいのシャンプーリンスにトリートメント、整髪料などなど、いろいろつけているので、シラミはよらないそうなのです。
「いわば、おかーさんの頭皮環境、こどもといっしょだもんね」
たしかに…。ふっくんがアトピーとわかってから、あかちゃんのころ化粧品ぬった顔なめてたのがいけなかったのかとか、いまどきのシャンプーであらった髪が口にはいったのがわるいのかと、以来、顔はすっぴん、シャンプーも石けんにかえていました。だから、アタマジラミがよってくるの?

<アトピーとアタマジラミ>
今回も…ふっくん、頭皮の脂をうばいすぎてはと、ほとんどお湯であらうだけ。ときどき、石けんで洗髪の日々。だから、シラミがつきやすかった?いまどき、6才の女の子でも、キューティクルケアなんて言葉しってて、高校生と同じにおいを髪から発しています。この子たちには、シラミもちかよらなそう…。
そうおもって、検索してみましたが、アトピーのこどもに関するブログがこんなにあるのに、アタマジラミのはなしはほとんどでてこない…。
そんな話はいちいちかかないのか、何回もうつってるのが、うちだけなのか…。
でも、今回あらたにネットでえた情報として、髪にオイル(サラダ油でも、オリーブオイルでも、ココナツオイルでもなんでも)をぬってから、くしでとく方法がありました。これだと、シラミは窒息してくるしいから髪にしがみついていられないのでよくとれる。さらに、細かいすきぐしでも髪がからまないから痛くないとのこと。
これ、いいかも。今日はこの方法で。
あと、「お酢」も、シラミは苦手だそう。しまった~~~。さいきん、めんどうで、クエン酸リンスしていなかった!!(つかわないから、洗濯につかお〜なんて、いってる場合じゃなかったじゃん!!) 今晩は、「オイル+くし」のあと、石けんシャンプーであらって、クエン酸リンスで終了しようとおもいます。
あ~~~~、おふろがながくなりそう~~。

あっ、その洗濯ですが…その後、重曹再登場。
いまは、重曹+クエン酸+ペットボトルで洗濯しています。けっこういいです。
マザータッチはたかいので、一回つかってまた、とってあります(貧乏性(爆))。

<ぼうず!?>
「おーい、シラミとりするよ〜」
「えっ!? また? やだ。かみのけきる」
「きるって、ぼうずにする以外、こうかないよ」
「いい。ぼく、ぼうずにする」
「じゃー、あしたおばーちゃん家に、バリカンかりにいかないと」とひっくん。
まえから、一度してみたいっていってたけど…ほんとにするのかしら。ダンくん、おこりそ〜。
でも、とりあえず、今日はしました。オリーブオイルをつけて、シラミぐしでとき、シャンプーして、クエン酸リンスして、ドライヤーでかわかす。ふ〜。ひとのはいいけど、自分のが…みえなくて、てまだった〜。
でも、おおきいやついました。プチってつぶしたら、血が〜〜〜。でも、ちょっとした「復讐気分!」ふふっん。

<ふっくんの状態>
これは…どうなんでしょうか。
顔と頭皮は、あいかわらずちーさい、ちーさい、皮がめくれて、真っ白イメージ。でも、かゆがっていません(あたまは、かいてますです、はい)。
首のしわしわも、こころなしか、うすくなりました。
胴体はおもてもうらも、けっこうすべすべに!!
が…手足が…たぶん、いままででいちばん、ひどいです…。膝下はまた液だれ再開。膝の関節あたりもあらたにじゅくじゅく。
手も…指のさきまで、ちいさな丘疹がいっぱい。じゅくじゅくしているのもあります。
でも、足の裏側は比較的きれい。とくにももの裏がわは、丘疹はひとつもありません。ただ、顔と同じく真っ白。ちーさい、ちーさい皮が、いっぱいめくれています。
でも、おかーさんはきのーふっくんに「ときどき」っていっちゃったけど、あーちゃんが「めったにないよに訂正しといて」だって。
大丈夫、このまま、いこう。

0 件のコメント:

コメントを投稿