2010年11月13日土曜日

脱ステ宣言への反応

2010年11月13日(土)
<脱ステロイドへの反応〜養護教諭編〜>
今日も、ぐうぜんあった知人にあいました。彼女は養護教諭。
きっと学校にもアトピーの生徒はおおいはず。話してみよう!
「こどもたち、元気?」ときいてくれたので…言ってみました。
「うん。ありがとう。9月から、ステロイドやめたんだ。だから、ちょっといろいろあるけど」
「へー。生徒でも、アトピーの子、おおいよ。医者いかない子がおおくてたいへん」
「そうなんだ」
「もう、指先とかきれちゃって、医者にいけっていってるのに。あれ、ちゃんとステロイドつかえば、なおるんだよね」
「う〜ん、朝日新聞にもいま、そんな記事連載されてるけどね。でも、依存症になる人もいて、そうなるとかなりやっかい。
なんでもかんでも、ステロイドってのは、だめみたいだよ。だから、ふっくんも、ステロイドやめたんだ」
「だめって…。でも、ステロイドをこわがるのがよくないって、このまえの研修で、アレルギーの大家っていうお医者さんもいってたよ」
「でも、くすりだから。う〜ん、アルコールとにてるかもしれない。依存症になる人もいる。こどもには、よくない。でも、それをいわないお医者さんは、おおい」
「だから、それって、医者のいうこと、きかなくて、かってに量をへらしたり、ふやしたりがよくないんだよね」
そこで、彼女は、話をかえました。
うわ〜。さすが…。きっちり、教育されてます…。まちがった知識というか、おおくの皮膚科医の「常識」…。
がっくり。この虚脱感は…人に語る気を失わせます。

<脱ステロイドへの反応〜無関心(!?)>
またまた、知人にあいました。ふっくん、ステロイドをやめたというと
「へー、でも、アトピーの人、おおいよね。うちの妹もアトピーで、いま授乳してるんだけど、お乳きれちゃって、すごく痛いって。たいへん」
「あ〜。アトピーじゃなくても、痛いもん、アトピーの人はたいへんだよね」
「そうそう、妹もステロイドつかってないんじゃないかな」
「そりゃ、授乳中におっぱいには、ぬれないよね」
「いや、そんなんじゃなくて、もう、ずっと医者にいってないような…。高校生の頃は、病院かよってステロイドぬってたはずだよ」
「へー、どうしてやめたんだって?」と、わたしはわくわくしてききました。
「通院がめんどくさいって。たしかに、めんどうだよね。あ〜。でも、そういえば、一時ひどかったらしい。その頃、私もう結婚してたからあんまりしらないけど、おかあさんが、どんなに医者にいけっていっても、いかないって心配してたときあったよ。会社も何日もやすんで、けっきょく、仕事かえたんだよね…」
そこで、彼女が話しをかえてしまったので、それ以上、きけませんでした。が…。彼女のいもうと、ほんとに「めんどくさい」が理由だったのでしょうか…。
でも…意図的に脱ステしていても、それがいいにく時代であったかもしれません。
いまだって…わたしも、あえてみんなに言っているのは、もともと「フィールドワーク」好き。「ステロイドをやめる」ことに、人々がどんな反応をしめすかしりたい…。世の中には、どんな「言説」あるいは「常識」がでまわっているのか確認したい、そんな気持ちがあるからです。でなければ、ぜったい聞かないとおもいます。はなすたびに、萎えるし…。
でも、「自分のことじゃない」からこそ、いいやすいのかもしれません。

でも、いずれにせよ、これまで、なんどもはなしてきて、一度も「え〜! ステロイドやめたの!?なんで?」的な強い関心をしめす反応はなし。「わたしも、つかってるけど…。だめなの?」ときまずそうな返事が2回。きこえなかったかのように話題をかえられたのが1回。「アトピーの人、おおいよね〜」と一般論にすりかえられたのが、数回。「へ〜」とながされたことも、数回。
「ステロイド、つかったほうがいい!」と説得されたことはありませんが、無関心ゆえか、「討論をさける」ためか、「そのはなしはしたくない」って反応がおおいようにおもいます。「だめなの?」ときいてくれた人が、まだしも…いやいやながらも、話につきあってくれる…といった雰囲気だったでしょうか。
しかし、いまおもえば、わたし、「やなやつ」ですよね〜。ただの世間話をしようと話しかけてくれた人に、いきなり「脱ステ宣言」はじめるわけですから…(笑)。「KY」です…(笑)。

<きょうのふっくん>
きょうは、比較的ご機嫌です。
「しーな先生にたくさんたべてっていわれたから、今日はおさかなにしようよ〜」と、ほんとに、たくさん食べました。
あしたは、「ぶたまんつくって」だそーです…。めんどくさ〜〜。けど、日曜日だし、一緒につくろうかしら。
今日は…ときどき、掻いてました。やはり中心は、すねです。とくに、左側。う〜ん。
おふろあがりは、「おかーさん、はんぶんこ実験しよ〜」と、保湿剤をまっています。「おちんちんのうえんとこは、ぬるもんね〜。自分でする〜」
(そうそう、はんぶんこ実験をきめたとき、ふっくんすごい真剣に、『おちんちん、どーする!?』ときいてきました。ちょうど、つけねのあたりに、湿疹ができています。「どうしようかね〜」と言うと、「わかった! このうえのとこはぬるけど、下のとこはぬらないってのは、どう?」「よし、それにしよう!」と。自分できめたので、うれしそうにまもっています(笑))
夜は、ローラー針といっしょに布団へ。ふっくんがあれでかいていると、ほかのふたりも「かしてよ!」ととりあいに。
かゆいとこ、ないはずなんですけど…。ちなみに、ふっくんは「じゃー、10かぞえるあいだね」「はい、ちゃんと交替だよ」としきって、うれしそう(笑)。

でも…たしかにステロイドやめた9月末から10月あたまは、なにしてても、とつぜん「ぐわ〜っ」という勢いでかきはじめていたけど、そのはげしさは今はありません。

そうそう、かゆがるところに、保湿剤をぬりだしてから3日めですが、横にはしる線状の亀裂ははやくも、ほとんどなくなりました。ぱっくりわれてしまった手のあかぎれは、なかなかふさぎぎりませんが。

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